エアコンがあまり冷えない原因

エアコンのフィルター

 

 

エアコンは、実は冷たい空気を出し続けるものではなく、室内の空気を冷やしていくのが基本的な原理です。従って室内の空気を効率よく循環させることができなくなると快適にならないことになります。

 

そこで確認するのがフィルターになります。フィルターが詰まっていると、部屋の空気を上手く吸い込むことができずに、室温を下げられなくなります。フィルターの汚れは埃だけではなく、タバコのヤニや料理の油などでベットリすることもあります。

 

フィルターの汚れがひどい場合には、当然ながら空気の通りが悪くなるので、冷えにくくなります。この場合には、フィルターを掃除すればいいので、マジックリンやマイペットなどの油汚れおとしでキレイに洗浄し、乾燥させて再び取り付けるようにすると、驚くほど風量が回復すると思います。

 

エアコンのフィルターの掃除で気をつける点はドレーンホースを詰まらせないようにすることで、エアコンの水漏れの原因となることもあります。

 

こうしてフィルターの状態がOKになってもあまり冷えない場合には、室内機、室外機の熱交換器(アルミフィン)もチェックしてみて下さい。ここが目詰まりしていたり、汚れている時は「エアコンクリーニング」をした方がいいでしょう。

 

ただし、冷えなくなったエアコンが古いものだったら、修理代に高い値段をかけるより、省エネタイプの新しいエアコンを買った方が、将来的には得になることもあります。