エアコンがあまり冷えない原因

エアコンのガス

 

 

エアコンがあまり冷えなくなった時に誰もが最初に想定するのがエアコンガスのことだと思います。つまりエアコンのガス不足ということなのですが、これはフィルターがOKなら、室内機のファンが回っているかを確認することである程度わかります。

 

この時にもしも上だけ冷たくて、下は温い状態であるなら、エアコンガスの抜けを疑うことになります。その場合は修理対応になるので、補償が効く期間なら販売店へ連絡し、保障が無ければ直接メーカーを呼んだほうがいいでしょう。

 

エアコンを設置してまだ間がない場合なら、取り付け業者のミスの場合も充分に考え、実際、エアコンのガス漏れの原因は工事ミスによるものが殆どだともいわれています。

 

振動の多い自動車のエアコンとは違って、家庭用エアコンは施工がきちんとされていればガスが自然に抜けることはまず考えられません。工事ミスとしては、フレア接続面の傷や異物付着も含むフレアの加工不良、配管時の無理な曲げ加工によるホースのひび割れ等、フレア接続部分の不適正なトルク締めによるフレア損傷などが挙げられ、エアコンガズ(冷媒)が少ないと、冷蔵庫に霜がつくようにパイプが白く凍ったようになることもあります。

 

いずれにしてもこうしたエアコンガスの漏れの修理や、補充について専門の業者にお願いするようにしましょう。